頭痛やめまいなどの症状を起こす気象病の原因って一体何なの?

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自律神経

気象病って一体何なの?症状の原因と特徴を知ろう

2016年08月16日

自律神経

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こんにちは!ドクターカイロながさわの阿部です。

米国政府公認資格DC(ドクターオブカイロプラクティック)を有する長澤院長の元

お客様を施術しています。

 

近頃寒さが一段と厳しくなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか?

私は基本休みの時は、特別な用事がないと出かけません。

ましてや寒くなると外に出たくないのが本音です!

ですがあまりにも良い天気ですと、意味もなく外に出てしまいます。

 

季節感が異なりますが、ピクニックとかいいですね。お弁当作って公園で食べたりするのは好きです。

しかし私の場合、そんな時に限って急に天気が悪くなってしまいます。

そうです。私、昔から「雨男」なのです…!!

 

振り返れば何か思い出がある日は決まって雨が降っていました(笑)

せっかくの休日、しかもおでかけ時に雨が降ると憂鬱に…

気分が悪くなったり、偏頭痛が起きたりと、不調になることがありますよね?

 

さて!今回はそんな雨男について…

 

ではなく(笑)

 

「気象病」について書いていこうかと思います!

 

あまり聞きなれないかもしれませんが、

気象の変化により、身体の諸症状の発生を「気象病」と言い、季節の変わり目、天候が悪いと体調を崩しやすい方が多くなる症状のことです。

 

私どものお客様の中にも天気の具合、特に雨の降る手前で頭痛や肩こり、腰痛等の関節痛を訴える方がいらっしゃいます。

 

症例として、頭痛、めまい、メニエール病、肩こり、神経痛、腰痛、吐き気、じんましん、うつ病などが挙げられます。

 

精神的な要素も含まれている為、倦怠感や気分が優れないなど、「だるさ」が強い症状となりますが、

 

「天候によってほんとに左右されるの!?」

「そもそも気象病なんて聞いたことがないよ!!」

 

という方のために、「気象病」について今回は記事を書いていきます!宜しくお願いします!

 

気象病の大きな原因


それではここから気象病について書いていきますが、まずは原因となる症状を書いていきます。

 

① 気圧センサーからの信号により、自律神経のバランスが交感神経優位となり,それがストレス刺激となってさまざまな疾患のメカニズムを惹起するという考え

② 気圧の低下により血管、関節等が拡張しやすくなる事での痛みが原因という考え

③ 気圧センサーのある内耳からの症状(バランスと深く関連)

 

または対処として、一般的には睡眠をしっかり取る事とされますが問題はこの様な状態では、正常な睡眠が取れない事が症状を悪化させてしまいます。

 

私たちが施術しているカイロプラクティックでは、自律神経の交感神経の正常化を出来る唯一の技術として、この気象病に非常に有効に働きます。

 

つまりカイロプラクティックの観点から考えれば、気象病の原因は、

1、内耳

2、自立神経(良い睡眠の妨害)

3、体幹の歪み、骨格の歪み(良い睡眠の妨害)

この三竦みの関係と考えることができます。

特にこの中で改善できるのは、自立神経と骨格の歪みとなります。

マッサージなどのリラクゼーションでは改善できないのはそもそもアプローチできるポイントが違うからですね。

 

 

気圧の変化による自律神経の変化


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それでは上記①の気象の変化、特に気圧の変化による自律神経の変化について解説をしましょう。

 

自律神経とは私たちの身体の様々な機能を意思とは関係なく、自動的に制御してくれるシステムです。

 

例えば寝ていても、心拍、血圧、体温、体の様々な機能は止まる事なく機能します。

仮に気を失っても心臓が止まる事はありません。

驚いたり、怒ったりして心拍数、血圧が上下しても、時間とともに平常時の数値に戻してくれます。

自律的(自動的)に神経をコントロールする。故に自律神経という名前が付いているのです!

 

その自律神経は、交感神経と、副交感神経の二つの種類があります

 

交感神経→恐怖、戦闘、逃走など外的要因による命の喪失に関わるアクションに深く関わる

電気でいうONの状態。

副交感神経→休憩、エネルギーの蓄積、内臓機能の促進など生命を維持させるシステム

電気でいうOFFの状態。

 

では皆さん、ここでボクシングの試合をイメージしてみましょう。

1対1での戦いはまさに真剣勝負。相手を殴り倒すか、倒されるか。

 

観戦している方も興奮して見入ってしまいます!(男性は特に気持ちが逸りますね!笑)

そんな真っただ中でボクシング選手が「眠くなる」「お腹がすく」「トイレに行く」という風にはなりませんよね?

交感神経がバリバリMAXの状態では当然ですが眠れません。

 

そうならないように、2つの自律神経システムが成り立っているのです。

 

この2つの神経システムが外的要因によるストレスや骨格の歪みなどで起きる症状を自律神経失調症といいますが、今回の気象病の症状的にも非常に似ており、自律神経のシステムに不調が起きる事で症状が生じます。

 

天候によるものなので、どうしようもない?と思いがちですが、原因が骨格、脊椎の歪みであるならば、骨格の施術が可能なカイロプラクティック施術をすることで高い施術効果が望めます。

 

 

気圧の低下により血管、関節等が拡張しやすくなる


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さて、続いて上記の②で気圧の低下により血管が拡張、あるいは関節の痛みが発生する要因について解説していきますが、合わせて気圧についても触れておきましょう。

 

気圧が低くなると、相対的に体内の特に密閉された部分、血管内部や、関節内部は圧力が高くなります。気圧は常に、高いところから低いところに流れる傾向があるため、これらの密閉された部分は拡張、いわゆるふくらむ傾向があります。

 

消化器官、胃や腸などは口や肛門との出入り口がある為、気圧の影響を受けません。

気圧が低くなっても胃が膨張することがないのはその為です。

 

これらの拡張した部分が痛みの原因になりますが、特に頭痛などは血管の急激な拡張の為に起こる場合があります。

そして首の痛み、腰痛、背中の痛み、膝の痛みはすべて関節に関わり、筋肉の硬直も生じます。

 

・関節を取り巻く関節包に小さな傷があり、関節包が気圧で膨らむため傷口が膨らみ痛みを増す状態

・関節の拡張により神経や血管を圧迫し痛みが発生する

 

これら2通りのパターンの痛みが発生しますが、共通して言えるのは骨格、関節のズレが原因です。

関節のズレにより起こるパターンと、元々関節のズレから、神経、血管との距離が近くなっており、そこに気圧の変化による圧迫が起きて痛みが出るというパターンです。

このズレを正確に戻すにはDCが施術するカイロプラクティック院に行かれてください。

 

 

気圧センサーのある内耳からの症状


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それでは上記に記した③、気圧センサーのある内耳からの症状(バランスと深く関連)について解説していきます。

 

人間の耳の構造は「外耳(がいじ)」「中耳(ちゅうじ)」「内耳(ないじ)」と3つに分かれており外耳で音を集めて、中耳で音の振動を内耳に伝達し、脳に電気信号を送ることで情報を処理し、初めて認識できます。

 

そして内耳に気圧をチェックするセンサーがあるのですが、この気圧センサーは内耳のリンパ液と連動しています。

 

気圧の変化が原因で、リンパ液の傾き、めまい、頭痛とつながりますが実際に体のバランスを崩しているわけではなく、自立神経の交感神経、リンパ液の変化が絡みます。

 

内耳のリンパ液は気圧の変化にも対応し、本来はバランスを司る器官ですが、バランスに関する情報を脳で情報処理する時に一般的に、視界の傾き(内耳)、体幹の傾き(小脳)の情報から身体の傾きなどの体幹に関わる関節、筋肉の動きをモニターして総合的に計算し、小脳と連動します。

 

この時に筋肉の左右差、脊椎の関節に歪みがあると神経の機能が正しく行われないので、正確な情報が小脳にいかず、間違った情報をもとにし、それらの情報を小脳に神経伝達する事になります。

 

これにより悪い状態で情報を上乗せしてしまうので、自律神経失調症や気象病に関連する諸症状が発生するのです。

確かに、高気圧に触れることで気象病症状は軽減しますが、低気圧が来れば再び症状を発症します。

 

上記でも触れましたが、カイロ観点から言うならば自律神経、骨格や体幹の歪みを改善しなければ症状は出続けます。

身体のケアも兼ねて、一度ケアされた方がよろしいかと思いますよ!

 

 

まとめ


いかがでしたか?気象病といえ、原因は自身の身体の歪みにある部分も含まれます。

カイロプラクティック施術を推奨しますが、中でも米国でしっかり勉強をした先生の診断治療をもとに改善されるべきかと思います。

 

私たちドクターカイロながさわでは、米国で業界最高峰の資格を持つドクター・長澤院長監修の医学療法に基づいた本格的な診断・治療が受けられます。

 

お客様の「どこに行けばいいのか?どの施術が適切なのか?」などの不安を解消するため、お客様の悩みを全てお聞かせいただき、一人ひとりの症状に合わせた適切な施術を行いますのでお気軽にお問合せください。

 
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