東京・中目黒店の診療状況
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2016年08月09日
骨格・骨盤の歪み
今回は、妊娠中と産後とに分けて、腰痛の改善と骨盤矯正に関してお話ししていきます。
よくお客様から、産後の骨盤矯正に関して質問があります。基本的にはするべきです。
妊娠中骨盤はホルモンの作用により骨盤の靭帯が弛みます。それにより骨盤が開き赤ちゃんが成長するスペースを作る事が出来ますし。赤ちゃんが育つ環境が出来るのです。しかし、多くの方が赤ちゃんを出産後も骨盤が開いたままと勘違いしている人がいますが、そんな事は絶対にありません。もっというなら、適当に施術を行う店は骨盤が開く=太る=ダイエット対策のような道筋をつけて施術しようとしますがそんな事もありません。
平常時にも若干の骨盤のズレにより開き気味の時はありますが、皆さんがイメージするような開くということは間違いなくありませんし、解剖学的にもありませんのでご安心を。
話が反れましたが、赤ちゃんを出産すればホルモンが切り替わり、同時に靭帯を緩める効果もなくなりますので骨盤は元の位置にもどります。普通なら、、、、
問題は例外的に骨盤が戻る時に正常な位置に戻らない事があるのです。その事が原因で後々に腰痛の原因にもなります。
骨盤は左右腸骨と中央の仙骨の三つの骨で構成されていますが、どの骨もズレます。三つの骨が同時にズレる事もあれば、どれか一つの事もあります。妊娠時にこの三つの骨をつなぐ靭帯がホルモンの作用で緩む訳です。
実は妊娠前にズレていてそれが原因で腰痛の方がいますが、妊娠、出産と進む事で偶然にズレが解消されて元に戻る場合、腰痛が無くなります。
逆に今までは腰痛がなくて、出産の時にズレて元に戻る為に腰痛になる方もいます。
いずれにせよカイロプラクティックで施術をしてその後に起こるかもしれない腰痛、座骨神経痛を防ぐ必要があります。出産後にコルセットやサポーターで骨盤を元に戻すスピードや状態を限りなく出産前に戻す事がありますが、このような時こそカイロプラクティックで正確な骨盤調整をして頂きたいとお思います。なぜなら、コルセットやサポーターで固める時に骨盤がズレたまま固定される可能性もあるからです。
施術は出産後病院を退院された時から可能です。
様々な治療法を組み合わせることは非常に重要ですが、その手技の一つ一つのメリット、デメリットをよく理解し、お客様に最善のプランを提供できるのが当店ドクターカイロながさわだと思っています。
ドクターカイロながさわでは、米国で業界最高峰の資格を持つドクター・長澤監修の医学療法に基づいた本格的な診断・治療が受けられます。
お客様の「どこに行けばいいのか?どの施術が適切なのか?」などの不安を解消するため、お客様の悩みを全てお聞かせいただき、一人ひとりの症状に合わせた適切な施術を行いますのでお気軽にお問合せください。
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