中目黒・博多のカイロプラクティック 米国公認ドクターオブカイロプラクティック・長澤監修の「ドクターカイロながさわ」は、博多駅徒歩2分・中目黒駅徒歩4分の立地で、本格的なカイロが受けられます。 東京・中目黒店の診療状況 【D.C.長澤院長の診療日】 5/9~16, 5/23~30, 6/6~13,6/20~27 【阿部先生の診療日】 5/17~22,6/14~19 WEB予約はこちら
冬は特につらい!足の冷え性へのアプローチ 2016年12月05日 冷え性 足先が冷えるのは何故?末端冷え症とは 今回は「冷え」について記述していきます。 冷え性と言うとよく耳にするのは「末端冷え症」というものでしょう。 末端というのは体幹ではなく手や足といった部分になります。 まずは末端冷え性の方の具体的な症状的にどういう感じかまとめてみました。 末端冷え性になると起こりうる症状とは? 1.身体全体は暖かいのに手先だけが冷える 2.冷えの影響で足がむくみやすく、寝付けない 3.貧血、めまい、動悸が起きやすい 4.免疫力が低下し、風邪など病気をしやすくなる 5.肩や背中、首や腰が冷え、痛みを引き起こす場合もある。 指先が冷たくなり動かしにくい、むくみやすくなるなどこの時期になるとよくテレビで目にします。特に女性にとって冷えやむくみは気に掛ける部分だと思います。 手の冷えについては何となくお察しかと思いますが直に出しているので手は冷えやすいと理解できます。手は寒ければ手袋などでつけて防寒する事は可能ですが 足はどうでしょう?足にわざわざ何かを着用している方はいませんよね? 近年ではヒートテックなどインナーの衣服類で暖かさを保つ商品も増えましたし若い女性はオシャレをするために、ヒールまたはブーツを履いている方が多いと思います。ヒールなどは下腿部のふくらはぎを常時収縮しているいわゆるつま先立ちをずっとしている状態ですので筋肉だけでなく血液の循環も滞るため、疲労物質も溜まりやすいです。 血液は心臓から全体へ送られ、循環しまた心臓に送られます。肺循環や体循環という血液循環を経て血液は身体全体を循環していきますが、普段私たちは二足歩行で足を常時使っています。先ほどお話ししたようにヒールなど履かれていると下腿部の筋肉の収縮頻度が著しく低下するため血液循環が悪くなります。 当然血液が不可欠な器官が優先され、下半身の特に下腿部から足先というと心臓より遠いので血液の循環の優先位も低く、重力も関係し、老廃物やリンパなどがうまく流れずに下肢に溜まりやすい状態になりますから循環が悪くなると代謝が低下し、冷えの原因+むくみの要因となります。 足の冷えが身体に与える影響とは? 季節もすっかり冬仕様になり木枯らしが吹き抜けていくのを感じる今日この頃ですが、身体は寒さを感じるとブルブルと身震いをしますよね? 別に特別緊張しているわけではありません。これは身体が冷えないように脳が筋肉に熱を発生させようと命令し起こる反射であり、生きる上で必要不可欠な反応です。 身震いすることで筋肉だけでなく血管も収縮させて熱やエネルギー生産&放散を行っているのです。 先の項でも記載しましたが足が冷えると代謝が悪くなり免疫力の低下、リンパや老廃物が蓄積し、むくみやすくなります。冷えると基礎代謝も低下します。 また、単純に運動不足による足の筋肉量の低下も足の冷えが起きる原因でもあります。いつも通勤時や散歩で足を使っています!という方は残念ながら散歩程度では筋力は向上しません。もちろんしないよりは幾分マシなのですが、無理のない程度に負荷をかけるトレーニングや最低限のストレッチを推奨します。 また、骨格に歪みからバランス不良による痛み、冷えに繋がるケースもあります。 次からはその足の冷えに対する改善策を話していきましょう。 実際にやってみよう!足の冷えを改善するストレッチ ではここから冷え対策について書いていきます。直接温める足湯や食事面からみて、例えば生姜を食べて身体の内面から変えていくなどもありますがこれについては別のブログで記載していますからそちらをご覧ください。 そもそも運動しないと筋肉をつかっていないので冷えるのはごもっともです。 基礎代謝を向上させるには食事なども含め運動することで上がっていきます。 何度も言いますが、動かす事で筋肉が収縮し熱を発して血液循環が促進されるのでリラックスし、ゆっくり動かしてストレッチを行います。 ふくらはぎのストレッチにスポットを当てていきましょう。 かかとつま先立ち&かかと立ちストレッチ ①壁に手をついてつま先立ちになり、かかとの上げ下げをリズムよく行う。10回程度 ②今度は逆にかかと立ちになり、つま先の上げ下げを行い、リズムよく行う。10~15回程度 これだけです。これを2∼3セットするだけでもポカポカ温まってくると思います。 アキレス腱伸ばし ①肩幅より広く壁に手をつき片足を前、反対側を後ろに足を置きます ②前に置いた足を直角に曲げ後ろ側の足にテンションをかけアキレス腱が伸びるまでゆっくり伸ばします。このときかかとが離れないように注意してください。20秒ほどで、逆側の足を行います。交互に3セット程行いましょう。 座った状態で行うストレッチ ①床に座り足を開きます。 ②(片方ずつ)伸ばした足の足先を同側(右足ならば右手)の手で掴むようにゆっくり体を足先へ傾けます。この時足の裏側が伸びるのを意識し可能ならつま先を自分側に引き寄せてください。かなりストレッチが効いてきます。※20秒程度で交代 ③座った状態で片方ずつ行います。右足をする場合は右手で足首をつかんで抑え、左手は右足の指の間に挟むようで掴んでクルクル回旋させます。 10∼20回程度回して関節が柔軟になれば逆側も行います。 軽度のストレッチですがこれだけでも効果は見込めます。 もちろん他にもございますが、ご自宅にストレッチポールやバランスボールなどお持ちの方は他にも有効なストレッチやトレーニングが行えますのでご自身でもお調べになられてはいかがでしょうか? どうしても足の冷えが改善されない場合は? さて、ご自身で対策をとるとすれば日頃からの運動や食事を考えていくべきなのですが日常生活の中で仕事面や家庭面に様々な要因が含まれて身体全体に疲れや痛みを引き起こす骨格の歪みが発生します。ここは特に重要なのですが、骨格のズレによる神経システムの異常、筋肉の左右差のバランス不調、硬直にいる痛みなどで起こりうるのが自律神経失調症です。 脊柱の胸椎腰椎からは交感神経、副交感神経という自律神経が派生しており、臓器や器官、筋肉などに大きく影響します。歪みが慢性化すると交感神経と副交感神経のバランスが保てなくなり過敏なストレス、睡眠不足、頭痛、めまい、吐き気、倦怠感など不定愁訴な症状が診られます。 女性だけではありませんが骨盤の歪みなどはホルモンバランスの乱れなどに連動し身体の外側内側関係なく、悪影響を及ぼします。 冷え性に関して言うと骨格に問題があり自律神経に支障があると判断するならば、 カイロプラクティックは神経レベルからの根本的治療を図れるので非常に有効的な治療法です。また、先の項で話してきたストレッチも、結局骨格が歪んでいる状態に気づかずに励んでもそもそも骨格が歪んでいるから本当の意味での効果は得られません。骨格の歪みを正す事で自律神経系にアプローチもできますし、足の痛み、冷え、むくみは骨盤などの歪みが原因というケースも少なくありません。骨格+筋肉の施術でより高い治療効果が望めます。 まとめ いかがでしたか?足の冷えというものは誰にでもありますし、季節に限らず冷え性を感じられている方は、特に注意して頂いてご自身に合う対策を取って頂ければと思います。しかし、忘れてほしくないのは慢性的に起きているからと放置している方は、必ず身体を見直されてください。身体の痛み、特に冷えは万病の元ですので。 場合によって骨格の調整で身体をメンテナンスされた方が良い場合も十分考えられますので、冷えに限らず身体でお悩みの方はお気軽にご相談下さいませ。 LINE相談