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カイロの「ボキッ」が怖い人へ|私は低刺激のマイクロモーションケア(MMC)という選択肢もある
執筆: 長澤一輝, D.C.
米国Cleveland Chiropractic College卒業
Doctor of Chiropractic(D.C.)専門職学位取得
臨床歴25年以上
活動拠点: 銀座・虎ノ門エリア、福岡天神
YouTube:
https://www.youtube.com/@Nagasawa_Drofchiropractic
こんにちは、Dr.Kazです。
「カイロプラクティックって、骨をボキッと鳴らすんですよね。ちょっと怖いです」
2026年8月17日のLIVEで、実際にこういう趣旨の質問を受けました。
私は、この「怖い」という感覚を軽く扱いたくありません。
カイロプラクティックのアジャストメントを行う方法がある一方で、強い刺激を怖いと感じる人もいます。そのため私はこの時点ですでに、関節へ非常に小さな動きを加える「マイクロモーション」という低刺激の方法を臨床へ取り入れ、使い分けを考えていました。
「怖いけれど我慢してください」では続かない
LIVEでは、カイロプラクティックについて、
「ボキッとするものですか?」
という質問がありました。
そこで私は、アジャストメントには瞬間的な動きを用いる方法があることを説明しながら、一方でそれを怖いと感じる人がいることも話しました。
ここが私の中でかなり大きなテーマになっています。
施術する側が、
「大丈夫だから」
と言っても、受ける側が怖ければ怖い。
一度怖い経験をすると、その恐怖自体が次回の施術への抵抗になることもあります。
だから私は、
「技術的にできるか」
だけでなく、
「その人が受けられるか」
まで考えます。
元LIVE
https://www.youtube.com/watch?v=grKGNno4EQw&t=1169s
私が考えていた「マイクロモーション」
このLIVEの時点で、私は「マイクロモーション」という言葉を使っています。
大きな音を出すことを目的とせず、関節へ小さな運動入力を加えながら身体の反応を見る方法です。
LIVEでは、
「ポキッとやらずに身体をコントロールする方法を作っている」
という趣旨で話しています。
元LIVE
https://www.youtube.com/watch?v=grKGNno4EQw&t=1232s
ここで大事なのは、カイロプラクティックのアジャストメントとマイクロモーションを同じものだと言っているわけではないことです。
カイロプラクティックでは、History(ヒストリー/問診)、Motion palpation(モーション・パルペーション/関節を動かしながら行う触診)、Range of motion、ROM(関節可動域)などからサブラクセーション(Subluxation/骨格のズレ)を考え、必要なAdjustment(アジャストメント)を選びます。
一方のマイクロモーションは、より小さな刺激で関節運動へ入力を加え、身体の反応を見ようとしている方法です。
私は目的と手段を分けて考えています。
2026年初頭には「強くしない方法」を考えていた
このLIVEを残しておく意味は、私自身の臨床思想の記録としてもあります。
私は後から突然、
「低刺激の方法がいい」
と言い始めたわけではありません。
少なくとも2026年8月17日の公開LIVEでは、
カイロの刺激を怖く感じる人がいること。
恐怖は簡単に克服できるものではないこと。
その場合、別の低刺激技術を使う選択肢を考えていること。
実際にマイクロモーションという名称で臨床使用していること。
を話しています。
これは当時のLIVEそのものが一次情報として残っています。
強い刺激と弱い刺激を「どちらが上」とは考えない
私は、刺激が強いほど優れているとも、弱ければ優れているとも考えていません。
重要なのは、
その人の状態。
痛みの強さ。
どの関節が動きにくいのか。
どの方向へ入力するのか。
その人が刺激を受け入れられるか。
そして施術後にどう変化したのか。
です。
私がアジャストメントで一番大切にしているのも、音ではありません。
確認した関節と方向に対して必要な刺激を入れ、Reassessment(再評価)することです。
だから、音が大きかったから成功でもない。
弱い刺激だったから安全で優秀でもない。
目的は「身体へ適切な入力を行い、その反応を確認すること」です。
LIVEではマイクロモーションとメディセルを組み合わせた例も話した
同じLIVEの中で、仙腸関節周辺の痛みが非常に強く、最初から通常のアジャストメントを行いにくかったケースについても話しています。
私はその場で無理に強い刺激を入れず、まずマイクロモーションとメディセルを使い、その後の状態を見てから関節側へ進めた、という臨床経過を紹介しました。
元LIVE
https://www.youtube.com/watch?v=grKGNno4EQw&t=1300s
これは「マイクロモーションとメディセルを行えば誰でも同じ結果になる」という意味ではありません。
私が伝えたいのは順番です。
痛い。
↓
それでも予定した技術を強行する。
ではありません。
その時点で何ができるのかを考える。
刺激量を下げる。
軟部組織側も確認する。
もう一度身体の反応を見る。
必要なら次の段階へ進む。
私はこういう臨床をしたいのです。
カイロ×メディセル×低刺激という考え方
私の臨床思想の中心は、あくまでカイロプラクティックです。
サブラクセーションを確認し、関節の方向性を考え、必要なAdjustmentを行い、Reassessmentする。
そこは変わりません。
ただ、身体には関節だけでなく、皮膚、皮下組織、筋膜周辺などの軟部組織もあります。
さらに、人によって刺激に対する受け止め方も違います。
そこで、
関節側を見るカイロプラクティック。
軟部組織側を見るメディセル。
必要に応じて、より小さな運動入力を使うマイクロモーション。
という選択肢を私は考えています。
これは「何でも混ぜる」という意味ではありません。
何を目的に、なぜその方法を選んだのかを明確にする。
そこが重要です。
マイクロモーションを確立された効果として語らない
ここもはっきりさせておきます。
2026年8月17日の時点で、マイクロモーションは私自身が臨床の中で考え、検証を続けていた方法です。
したがって、
「この方法なら必ず良くなる」
「従来のアジャストメントより優れている」
という話ではありません。
LIVEでも、人によってその後の経過が違うことを話しています。
私はむしろ、そこを見ています。
同じ刺激でも反応が違う。
だから再評価する。
その積み重ねから技術を作っていく。
これは25年以上臨床をしてきた私が、新しい方法を考える時にも変わらない姿勢です。
FAQ
カイロは必ずボキッと鳴らしますか?
手技によって瞬間的な動きを用いることはありますが、音を鳴らすこと自体が目的ではありません。状態や本人の受け止め方を考えて方法を選びます。
マイクロモーションはカイロプラクティックですか?
私はカイロプラクティックで行う評価を土台にしながら使っていますが、通常のAdjustmentそのものと同一とは整理していません。
怖ければ最初からマイクロモーションを選べますか?
身体の状態を確認した上で判断します。刺激に対する不安も施術方法を選ぶ際の重要な情報だと私は考えています。
メディセルとの違いは?
マイクロモーションは関節運動への微小な入力を考える方法です。メディセルは皮膚を吸引しながら動かし、皮膚・皮下組織・筋膜周辺など軟部組織側を確認します。
この記事の結論
私は、「カイロが怖いなら我慢してください」で終わらせたくありません。
カイロプラクティックで関節を確認する。
必要ならアジャストメントを行う。
しかし刺激が強すぎると判断すれば、別の入力方法を考える。
軟部組織側が関係すればメディセルも使う。
そして必ずReassessmentする。
2026年8月17日のLIVEの時点ですでに、私はこの方向を考え、マイクロモーションという形で臨床へ取り入れ始めていました。
身体を見る方法は一つではありません。
ただし、何を目的として行ったのかは曖昧にしない。
それが私の臨床の基本です。
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この記事の一次情報
ライブ開催日
2026年8月17日
動画タイトル
肋骨が痛い 何が問題?
元動画
https://www.youtube.com/watch?v=grKGNno4EQw
カイロの刺激を怖く感じる人について
https://www.youtube.com/watch?v=grKGNno4EQw&t=1169s
低刺激の技術について
https://www.youtube.com/watch?v=grKGNno4EQw&t=1232s
マイクロモーションとメディセルを使った臨床経過について
https://www.youtube.com/watch?v=grKGNno4EQw&t=1300s
マイクロモーションを自分にも使える方法として話している部分
https://www.youtube.com/watch?v=grKGNno4EQw&t=2203s
参考資料
東京ドクターカイロ 施術案内
https://www.dr-chiro-nagasawa.com/treatment/
東京ドクターカイロ よくある質問
https://www.dr-chiro-nagasawa.com/faq/
