スポーツ障害の予防と骨格の調整の重要性
目次
スポーツ障害とはどのようなものか?

運動の中でもスポーツはルールが決まっているようなものを指します。
その中でも「競技スポーツ」や「生涯スポーツ」のように分類されることもあります。
「競技スポーツ」は自分の身体能力を高めてどれだけ高いパフォーマンスができるかを突き詰めていくような部分が強く、競技でのスキル・テクニック向上や記録などを目指して行います。
「生涯スポーツ」は自分のペースで楽しみながら行えるものを指し、性別や年齢関係なく体力の少ない子供や高齢者でも気軽に取り組めるものであり、生涯を通して生活の中に取り入れながら続けていてるようなものが多いです。
このようにスポーツは全ての人が取り組めるものですが、競技によって身体の使い方やそれに伴う練習の方法は様々です。
今回取り上げるスポーツ障害は、スポーツの練習に伴う反復練習や身体の使い方によって小さな負担が同じ場所に掛かり続けることによって発生します。
一回一回の負担のかかり方はごく小さいものだとしても、これを長期間続けることによって関節の動きの制限や痛みを伴う障害に発展していきます。
筋肉や靭帯だけではなく軟骨や骨にまで影響が出ることがあるので注意が必要です。
スポーツ障害が起こる、よくある例とは
スポーツ障害が起こるのは様々な要因がありますが、この障害で有名ないくつかの症状を紹介していきます。
野球肘

野球の投球フォームの繰り返しや無理のフォームでの練習によるものが多い。
肘に負担がかかり「上腕骨内外側上顆炎」や「離断性骨軟骨炎」などを引き起こす。
〈症状〉
投球の時の痛みや痺れ。肘の曲げ伸ばしが難しくなる。
〈対策〉
野球肘になってしまったら安静にして病院で治療を受けたりギプスなどで固定して状態が安定するまで回復を待ちましょう。
また、状態がひどい場合には手術が必要になることもあります。
筋肉や骨、靭帯だけではなく神経などの組織にも損傷がみられることがあるので焦らずしっかり治すことが重要です。
それから、根本的に改善させたい場合はやはり投球フォームの見直しを行ったほうがいいでしょう。
肘に負担をかけず競技を長く続けていけるようにいていきましょう。
ジャンパーニー

ジャンプ動作を繰り返し行うことにより、膝周辺の筋肉や腱に負担がかかり起こる。
「膝蓋靭帯炎」や「大腿四頭筋腱付着部炎」などを引き起こす。
〈症状〉
ジャンプの着地した時や走っているときに急に止まる動きなど膝に負荷がかかったときの膝痛。
膝蓋骨と言われる膝のお皿の下が腫れたり、熱感がある。
〈対策〉
ジャンパーニーは太ももの大腿四頭筋という筋肉の緊張から、膝についている靭帯などの組織を引っ張りすぎた結果炎症などが起きてきます。
そのため、太ももの前側にある大腿四頭筋をストレッチでしっかり緩め、筋肉や腱などの緊張を和らげ膝への負担を軽減させることができます。
また予防の観点から言うと、膝は上半身の重みを支えた状態で様々な動きに対応しなければならず、膝の周りの筋肉が弱いと骨と骨をつなぐ靭帯への負荷も大きくなります。
筋力が弱いと「膝蓋靭帯炎」などになりやすいのです。
そこで、太ももの筋力をアップさせるようなトレーニングをするのも効果的でしょう。
足底筋膜炎

歩行やランニング、ジャンプなど足底を過度に使うことで足底筋膜に炎症が起きたりする。
また、運動以外でも偏平足で足裏のアーチが無くなり足を地面についた時の衝撃が分散されなくなり同じように炎症を起こしやすくなる。
〈症状〉
足を地面についた時の足裏の痛み。
〈対策〉
足底筋膜炎になってしまったら原因となる運動の運動量を抑えたり、炎症が引くまでの間少し運動を控えると症状が落ち着きます。
また予防の観点から言うと、足底筋と言われる足のアーチを作っている筋肉の硬さが足底筋膜炎に影響していると言われています。
筋肉が硬いと足裏のアーチがあったとしても機能的にはあまり仕事をしていないような状態になり、足をついた時の地面からの衝撃が分散しなくなってしまいます。
結果的に足底筋および足底筋膜に負担がかかり炎症を起こします。
このことから、足底筋を柔らかくアーチが使える状態にしておくことが重要です。足の裏のストレッチや足の指を動かすなどして足裏の血流を促すようにしておくと良いでしょう。
オスグッド・シュラッター病

成長期によくみられるスポーツ障害で、まだ成長途中の柔らかい骨が激しい運動などをすることによって筋肉に引っ張られることで起こる。
外見は膝下の筋肉の付着部が盛り上がるような感じになったり、膝下の筋肉の付着部が?がれてしまったりする。
〈症状〉
膝下を押さえた時に痛みが出る。
膝の曲げ伸ばしなどをすると膝下の部分が痛む。
〈対策〉
オスグッドも運動のやりすぎや筋肉の硬さが原因となっています。
太ももの前側の筋肉で大腿四頭筋という筋肉が硬いと膝下の部分を引っ張りすぎてしまいます。
痛みが出てしまっていたらしっかり治るまで安静にすることが大切です。
また、硬くなってしまった筋肉を解すことも重要ですが、大腿四頭筋をストレッチして柔らかくしようとするのはお勧めできません。
痛みが出ている筋肉の付着部が引っ張られて患部に負担がかかってしまうからです。
このような場合は大腿四頭筋と関連のある周りの筋肉を緩めることで、大腿四頭筋自体も緩んできます。
ふくらはぎ・もも裏・お尻の筋肉をしっかりと伸ばし負担を減らしましょう。
予防の観点から言うと、足の筋肉が硬くならないように太ももの前後の筋肉やふくらはぎの筋肉などを普段からストレッチして柔らかくしておくと怪我しにくくなるでしょう。
ここまでいくつか例を挙げましたが、これはスポーツ障害の一例です。
この他にも、半月板損傷・疲労骨折など様々な障害があります。
そして、これらに共通しているのがオーバーユースなどと言われる「使い過ぎ」です。
運動をする際には、自分に合った運動強度や運動頻度が大切になります。
スポーツ障害の予防法について
先の項目では症例別に対処法を記しましたが、予防で全体に共通して言えるのはストレッチの重要性と自分に合った運動強度で使いすぎない程度に動かすという点です。
これは運動をする際に自分で気を付けていける部分だと思います。
しかし、これ以外に自分ではなかなか対処が難しい身体への負担がかかる原因があります。
神経系統のエラー

これは、背骨の隙間から末端の方へ伸びていて身体の各器官を動かす信号を出しています。
この部分がエラーを起こすとはどういうことかというと、背骨が本来あるはずの部分からズレて骨格に歪みが生じている場合に神経へ影響が出ます。
例えば、背骨にズレが生じていれば筋肉を動かしたいと脳から指令を出しても思ったように動かせないということが起こり得ます。
こういう状態で長期間過ごすことによって身体の使い方などに無理が生じ、スポーツ障害などのリスクが高まるでしょう。
しかし、このような神経系統のエラーを解除する方法があります。
それは全身の骨格調整をすることです。
脳神経から脊髄神経へと信号を送りますが、その神経伝達の通りをスムーズにすることが可能です。
それにより、極端なズレ方の場合は骨格調整をすると身体の動きがスムーズになったります。
このような骨格のズレが原因の場合はカイロプラクティックなどの骨格調整を専門に行っている場所で見てもらうことをお勧めします。
まとめ

しかし、今回取り上げたように運動強度や運動頻度、身体の使い方などが負担になってしまうと痛みなどで運動を続けられなくなってしまいます。
スポーツ障害にならないように予防をしていくことが大事ですが、痛みなどが出てしまった場合は早めの対処をしていかなければなりません。
病院や近くのカイロプラクティックなどの骨格の専門家から指示を受けながら早期改善に繋げていくようにしましょう。


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