- 投稿日
- 最終更新日
反り腰と言われたら?見た目だけで決めないでほしいこと
こんにちは、Dr.Kazです。
今回はライブで話した「反り腰」について、少し整理してみます。
この記事の元になったYouTubeライブ
反り腰といわれて、腰を床に押し付ける運動を指導されました
主な該当箇所:4分01秒〜9分38秒/11分56秒〜15分00秒
「反り腰だから腰が痛いんです」
こう言われると、原因が見つかったような気がしますよね。でも、腰が反って見えることと、それが今の痛みの原因になっていることは、必ずしも同じではありません。
反り腰は、まず“見た目を表す言葉”
腰の骨には、もともと前へ向かうカーブがあります。体格や骨盤の形、胸郭の位置、立ち方によっても、反り方は違って見えます。
だから僕は、見た目だけで「これは悪い反り腰だ」と決めません。
大事なのは、反っているかどうかよりも、
どんな動きで痛むのか
座っている時と立っている時で違いがあるか
股関節や背中は動いているか
左右で動き方に差がないか
こうしたところです。
壁に背中をつけて、腰の隙間を測る方法もあります。目安にはなりますが、手が何枚入ったから異常、という話ではありません。お尻の形や立つ位置でも隙間は変わるからです。
「骨盤を後ろへ倒せばいい」とも限らない
反り腰と一緒によく出てくるのが、骨盤の前傾です。
確かに骨盤が前へ傾いて見える人はいます。ただ、股関節が動きにくい、胸郭が後ろへ残っている、足元が安定していないなど、全身のバランスを取った結果としてそう見えていることもあります。
そこを確認せずに、骨盤だけを反対方向へ押し続けると、別の場所が頑張ることがあります。
反り腰を“直す”前に、なぜそう見えているのかを見る。ここが先です。
カイロとメディセル、両方から見ます
当院では、カイロプラクティックとメディセルを同じくらい大事にしています。
カイロでは、腰や骨盤だけでなく、股関節や胸郭まで含めて、関節がどう連動しているかを確認します。
メディセルでは、皮膚や皮下組織、筋膜周辺の滑りや突っ張りを見ます。関節は動いているのに、表面の組織が引っ張られて動きづらい、ということもあるからです。
骨格側と軟部組織側の両方を確認して、施術後にもう一度動いてもらう。そこで変化を見ながら、その人に必要な順番を考えます。
反り腰と言われたけれど、本当にそれが痛みと関係しているのか分からない。そんな方は、一度身体全体の動きを確認してみてください。
銀座・虎ノ門エリアの初回予約はこちら
https://airrsv.net/dr-chiro-tokyonakameguro/calendar
福岡天神の初回予約はこちら
https://airrsv.net/dr-chiro-fukuokahakata/calendar
こんな腰痛は先に医療機関へ
排尿・排便の異常、会陰部の感覚低下、急に脚へ力が入らなくなった、強い外傷や発熱を伴う、といった場合は、セルフケアを続けず医療機関へ相談してください。
まとめ
反り腰という言葉だけで、痛みの原因も運動の方法も決まりません。
見た目を無理に反対方向へ押すより、どこが動き、どこが頑張りすぎているのかを見る。僕はその方が、身体を理解する近道だと考えています。
予約前の無料相談はこちら
参考資料
Chun SW, et al. The relationships between low back pain and lumbar lordosis. 2017.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/28476690
World Health Organization. WHO guideline for non-surgical management of chronic primary low back pain in adults. 2023.
https://www.who.int/publications/i/item/9789240081789
株式会社MJカンパニー「メディセルで行う筋膜リリースとは」2026年7月15日確認
