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膝の痛み関節の痛み
投稿日
2017.01.23
最終更新日
2025.04.18

その膝の痛み、もしかして変形性膝関節症!?

目次

    • 目次
    • 変形性膝関節症とは?
    • 症状の特徴について
    •  変形性膝関節症の原因
    • 変形性膝関節症と診断されたら…
    • まとめ
  • LINE相談

目次

・変形性膝関節症とは?

・症状の特徴について

 -膝が曲がりにくい

 -膝に水が溜まる

 -膝の関節痛

・変形性膝関節症の原因

 -筋力低下

 -加齢

 -体重の増加

・変形性膝関節症と診断されたら

・まとめ

 

変形性膝関節症とは?

この病気は、膝を構成している軟骨を始め半月板、靭帯などの部分にもダメージがあります。

また、変形した膝は正面から見ると外側に湾曲しているように見えることが多くみられます。

人によっては内側に湾曲している方もいらっしゃいます。

これらはO脚やX脚のような状態をケアもせずに長期間放置することで、膝の関節の一定の部分に体重などの重さがかかり続け少しずつ摩耗した結果引き起こされます。

よって、体重の増加も変形性膝関節症になってしまう大きな原因でもあります。

 

ちなみに、この病気は男性よりも女性の方が発症率が高いと言われていて、すべての年代で1.5倍~2倍は女性の方の発症率が高いです。

年々発症率は上がり、高齢者に関しては男性よりも女性の方が4倍の高さで発症しやすいです。

女性の場合、中高年期になると閉経を迎えるため女性ホルモンの減少に伴って骨粗しょう症のリスクも上がります。

年齢に伴う筋肉量の減少と骨密度の低下で膝を支える部分が弱くなり、支えられなくなってしまった結果がこのような数値に表れているのかもしれません。

 

症状の特徴について

 

膝が曲がりにくい

膝の関節面が変形したことによって、膝の曲げ伸ばしがスムーズに行えなくなることがあります。

よく耳にするのは膝が曲がらないので「正座ができない」というものです。

これは一つの大きなシグナルだと考えてもいいでしょう。

 

膝に水が溜まる

変形性膝関節症は、歩き方などが原因で膝に負担がかかったり、それを繰り返すことで軟骨がすり減ったりして周辺組織の炎症を起こしやすくなります。

当然、すり減れば関節は正常な状態ではなくなるので体を守ろうとする働きをします。

 

正常であれば歩行時に踵からくる地面の衝撃を、軟骨やその他の周りの組織がクッションの役割をして膝にかかる衝撃を最小限にするようにできています。

しかし、軟骨などの組織がすり減って正常に機能しなくなってしまった場合は、踵からの衝撃をもろに受けてしまい膝を構成する上下の骨がぶつかってしまいます。

膝関節に限らず関節は全て関節包という袋で包まれています。

その中には普段は関節の滑りをよくする働きをする潤滑油のような役割の関節液が存在します。

骨がぶつかり関節に大きな負担がかかっていると、その状況を防ぐために関節液が大量に分泌され関節包の中に溜まります。

これがいわゆる「水が溜まる」という状態です。

関節包の中を潤滑液で満たして、骨と骨の間に空間を作ろうとするのです。

 

なので、基本的には膝に負担をかけないようにしていれば自然と体内に吸収され水が溜まった状態も改善するはずです。

しかし、安静にしているつもりでも水が溜まってしまうということは関節に何かしらの負担がかかり続けているということになるので注意が必要です。

 

膝の関節痛

膝は、脛の骨と太ももの骨をつなげるように構成され前後に曲げ伸ばししやすい造りになっています。

しかし、屈伸をするように膝の曲げ伸ばしの方向には動きますが、当然横へはほとんど動かない造りになっています。

先ほど変形性膝関節症の場合、膝に負担がかかり炎症を起こすことがあると述べました。

膝には関節軟骨だけではなく、骨と骨をつなぐ強力な靭帯やクッションの役割を果たす半月板などが存在します。

膝に正面から見て外側方向や内側方向への力が加わると、膝を構成している靭帯や半月板、関節軟骨へかなりの負担がかかります。

そうすると、炎症を起こし痛みを発するようになります。

また、関節がすり減り骨同士が直接擦れるようになると神経に当たり痛みを感じます。

痛みが出始めたら早めの段階で対処をすることが大切です。

 

 変形性膝関節症の原因

長期にわたる原因として多くあげられるのが「筋力低下」「加齢」「体重増加」です。

一項目ずつ内容を説明しましょう。

 

筋力低下

筋力低下がどうして膝に負担をかけるのかというと、膝の構造にあります。

膝関節は歩いたり走ったりする際に使い使用頻度が多いうえに、身体の重みのほとんどを支えなければいけません。

ですが、関節の可動域は広く、膝を支える靭帯や半月板などがある程度です。

 

実は周りの筋肉で支えられている部分も大きいのです。

なので、筋力が弱くなり膝が不安定になると、膝の内側や外側などの一定の場所に負担がかかりやすくなり軟骨がすり減りやすくなります。

ちなみに、筋力のバランスも重要なので一般的に言われるO脚などの場合は、内ももの筋肉の筋力低下が考えられ膝が外側に引っ張られやすくなります。

O脚は長期間放置しておくと膝への負担が大きくなるかもしれません。

 

加齢

軟骨や半月板などのクッションの役割をしているような部分は、年齢とともに弾力がなくなり脆くなります。

そのため、年齢を重ねるほど変形性膝関節症のリスクは高くなります。

 

体重の増加

膝関節は身体のほとんどの部分の重さを支えています。

適正体重であれば問題ないのですが、体重が増加すると膝にかかる圧力も増え関節への負荷が増します。

また、体重が増加すると歩行時に重心が左右へブレやすくなり、膝の外側へ荷重がかかるのでその部分がぶつかりやすくなります。

ただし、筋肉量が増えたことによる体重の増加では膝を支える筋肉の肥大も考えられるのでリスクは少ないと思います。

普段から運動量が少なく体重が増加している方は注意が必要です。

 

変形性膝関節症と診断されたら…

リハビリなどを行い今の状態から悪化させないように現状維持させていく方法から、手術をしなければいけないものまで様々です。

自力で歩けないほど症状が進行していれば、リハビリなどの方法では状態の改善というのは難しいでしょう。

しかし、自力で歩行ができていて痛みが少ない状態であれば、痛みが完全に無くなることはないかもしれませんが、リハビリなどで筋力をつけて膝を安定させれば症状の進行を遅くすることが可能だと思います。

 

リハビリを行う際に、膝を支える太ももの筋肉を中心にトレーニングすることになると思います。

この筋肉は骨盤に付着していて、筋肉を使うときに骨盤の動きと連動しています。

ここで一つ言えることは、骨盤の硬さがあるとトレーニング効果が半減してしまうということです。

また、骨盤だけではなく脊柱と言われる背骨の部分のバランスや関節の硬さを整えることで、神経伝達がうまく働くようになり身体をスムーズに動かしやすくなります。

筋力トレーニングと組み合わせて、カイロプラクティック技術を用いた全身の骨格調整を取り入れてみるのもいいかもしれません。

 

まとめ

変形性膝関節症を発症するリスクは男女差や筋力量、加齢、体重によるものなど様々です。

改善の方法は症状のレベルにもよりますが、手術だけではなく現状維持させる保存療法というやり方もあります。

まずは、変形性膝関節症にならないように筋力トレーニングなどで予防をしていくことが大事です。

膝が曲がりにくい、たまに痛みが出るという場合は早めの段階で病院に行きしっかりと対処をしていくことが重要です。

リハビリなどでトレーニングをしていく際には、トレーニング効果を引き上げるために骨盤などの動きをスムーズにしておくことをお勧めします。

カイロプラクティックなどの骨格調整が有効です。

これらを取り入れて運動効果が出やすい状態を作り、変形性膝関節症の予防や進行の抑制に役立ててください。

 

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Supervisor

執筆者情報

ドクターオブカイロプラティック 長澤 一輝 (ながさわ かずてる) Kazteru Nagasawa

1992年に渡米し、1999年にアメリカ・クリーブランドカイロプラクティックカレッジにて、D.C.(Doctor of Chiropractic)の学位を取得しました。
同学位の取得には、基礎医学分野を含む教育課程と臨床実習の修了が求められています。

これまで25年以上にわたり、身体の状態を多角的に観察することを大切にしてきました。関節の動きの質や筋膜の緊張、触診から得られる情報など、手で確認できる要素を丁寧に捉えながら対応しています。
2000年からはカイロプラクティック専門学校で主任講師として、解剖学・運動生理学の教育にも携わってきました。施術と教育の両面に関わってきた経験を活かし、身体の状態や施術の意図をわかりやすくお伝えすることを心がけています。
当院では、一人ひとりの状態を丁寧に確認しながら、安心して受けていただけるよう配慮しつつケアを進めてまいります。

経歴

1992年
渡米
1993年
アメリカ シアトルセントラルコミュニティーカレッジ 入学
1995年
アメリカ クリーブランドカイロプラクティックカレッジ 入学
1999年
アメリカ クリーブランドカイロプラクティックカレッジ 卒業
米国政府公認ドクターオブカイロプラクティック(D.C.)の学位を取得
2000年
カイロプラクティック専門学校の主任講師及び同校併設施術院院長を務める
2005年
『カイロプラクティックながさわ』を福岡市西区にてオープン
2009年
学校法人若永学園こころ医療福祉専門学校で非常勤講師を勤める
2010年
カイロプラクティック専門学校の主任講師及び同校併設施術院院長を務める
2013年
カイロプラクティックながさわ東京青山店を東京都港区青山にて開院
2014年
一般社団法人医療人材開発機構 理事就任
2018年
東京ドクターカイロ中目黒に移転
2024年
東京ドクターカイロ銀座Alivioクリニック内に移転

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