手根管症候群と呼ばれる手のしびれについて知りましょう

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神経痛

手がしびれる手根管症候群と呼ばれる症状とは?

2016年10月11日

神経痛

聞いたことある?手がしびれる手根管症候群の症状って?


hand_shibire手根管症候群とは手首にある手根管という部分で起きる神経の圧迫の名称です。

あまり聞きなれない名前ですし、限られた方にしか発生しない症状なのでなかなか素人レベルで診断することは難しい症状です。

この手根管症候群は手の痺れとして有名で、小指と薬指の外側以外の指にしびれが発生します。

言い換えれば小指と薬指の内側には痺れが出ません。そしてこの症状は反復を要する、仕事や趣味において発生されるとされています。そして、寝る時や、夜に症状が悪化すると言われています。

 

頸椎に原因がある手のしびれとどう違うのか?


shikei頚椎の原因との比較は非常に難しいのが現実です。言い換えれば小指と薬指の内側には痺れが出ません。これに該当すれば手根管症候群ですが、頚椎の同じ神経支配をする神経部分に影響が出ると、手根管症候群と似た症状が発生します。

実はこの部分が神経症状の最も難しい部分なのです。症状とは、あくまで病気の結果に相当する部分で、症状が発症するまでのプロセスなどは考慮されていません。例えば、手根管症候群が原因で影響を受ける神経は正中神経といい、これは頚椎の5番と胸椎の1番までの神経が集まった束のような神経と思ってください。

この頚椎5番から胸椎1番までの脊椎神経に仮に問題があって、その症状は?となると、これが手根管症候群と似た症状となります。決して全く同じようにはなりません。何故ならば、たとえば頚椎5番は肩の部分も神経支配があるからです。手根管症候群の原因となる正中神経の頚椎5番とは、5番の神経の一部分の神経線維が正中神経にも含まれます。

となると、頚椎5番から胸椎1番までの神経のうち非常に多くの影響が出るのが間の番号の6、7、8番で中でも最も中心の番号の7番の影響を最も受けると考えられます。このことから、もし頚椎7番の神経に問題があった時、手根管症候群と見分ける意味で重要な意味を持ちます。

手根管症候群の原因は後ほど書きますが、原因を理解すると、頚椎7番でないことは明白ですし、逆に、手根管症候群でなければ、痺れは頚椎7番が原因となってきます。

 

それでは手根管症候群の原因とは一体


hand_shibire2それでは、そもそも手根管症候群の原因とは?についてです。

先ほど書いた内容に原因の一つとして、反復する作業、仕事、趣味が重要な判断材料となります。これには非常に重要な意味があります。

そもそも、手根管とは、正中神経とそれ以外の指の屈曲に必要な筋肉の腱が多数あり、それらをひとまとめにするトンネルのような部分を手根管といいます。何故このような構造が必要なのか?それは、腱が非常に面積の小さいところに集まっており、この状態で指を動かすと大きな摩擦が発生します。そこでトンネルのような構造にし、その中に液体=潤滑液のようなもの、も一緒に封じることで、腱の動きがスムーズになり摩擦もほとんど無くなります。

しかし、もしその指の動きが、PCのキーボードやピアノの演奏、練習のように、非常に激しく指の動きを要求される場合、とてもこの手根管の構造でもカバーしきれず、非常に大きな摩擦が発生します。体はこの摩擦をどうにか低くしようと、新たな液体を発生させることで摩擦を減らそうとするのですが、ここに問題の正中神経があります。

トンネルの構造で密閉された空間で、許容以上のものを入れられると、内圧が高まり、内側から外側のある力が高まります。この時内部の圧力はかなりの状態になりますが、この内圧に影響を受けるのが先ほどの正中神経となります。内圧を受けた神経は事実上の圧迫されている状態なので、この圧迫が原因で正中神経の神経支配エリアに神経的な症状、ここでは感覚異常や痺れを生じさせることになります。

手根管症候群の診断は、基本的には上記に記載した、薬指の外側と小指以外の指の痺れ、知覚異常が基本です。

そして症状の悪化が夜間に頻繁に起きるようになると、手根管症候群可能性はさらに高くなります。

そして、原因とされる反復運動の有無が重要となります。実は痺れという症状以上に手根管症候群はこの反復運動の存在を理解する事が重要になります。

逆に言えば、この反復運動が確認されない限り、手根管症候群に似た別の症状、例えば頚椎が原因や他の胸郭出口症候群などの別の症状名となります。

そして、ここからが最大の問題ですが、アメリカではこの手根管症候群の対処として手術が挙げられますが、これは日本でも同じです。そしてこの手術の後の痺れ等の再発率が70%以上になります。これは単純に術後にほとんどの方が良好な状態を維持できないことを示します。

 

症状が一向によくならない場合はどうする?


もし反復運動の頻度を減らしても、症状がよくならなければそもそも手根管症候群でない可能性が大きくなります。

反復運動の疑いがなければ尚更です。そうなると、神経は脊椎から出て、頚椎、筋肉の間を縫って、手まで神経支配をしますので、この間に神経に何か悪さをする原因があると考えるべきです。決して神経を圧迫するのは手根管だけとは限りません。

そしてその圧迫は一箇所だけでなく 2箇所、3箇所と複数かもしれません。

海外の研究では1箇所の神経圧迫より、複数の程度の小さい圧迫の方が症状が強く出ると知られています。

 

まとめ


sejyutu手根管症候群に限らず神経が原因の症状は特定が難しく、その場所の特定となるとさらに困難な診断になります。

手根管に限らず筋肉や脊椎の間など、様々な場所が原因の一端になります。そして、一般的な医者に於ける手根管症候群の最終治療は手術となります。しかし術後の状態はデータで見る限り決して良いものではありません。

術後すぐはよくても、その後に症状が出る事が多いのです。手術は否定しませんが、あくまで最終手段としてお考えください。その前にできる事は沢山あります。もし神経や手根管症候群のような症状でお困りの方は是非とも当院にご相談ください。

 
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