腰痛をはじめとする、日米の治療事情の違い

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腰痛・ぎっくり腰

“腰痛の時は安静に”は嘘だった!?日米の施術事情の違い

2015年08月12日

腰痛・ぎっくり腰

low_back_pain_e1今回は、腰痛治療の嘘とホントに関してです。

腰痛治療の現場で言われる、「安静に」ですが、コレは私がアメリカで勉強している時もダメと言われていました。

そもそもカイロプラクッティックは、動けない身体を骨格の正常化で動ける身体にする事が最大の目的なので、安静にというのは真逆な発想で、到底受け入れる物ではありません。

 

10日間の安静よりも、2日間の安静!!


欧米での研究結果では急性の腰痛、ぎっくり腰も含めて2日の安静と10日以上の安静では、明らかに2日だけの安静の方が回復が早いとの研究結果が出ています。

腰痛の対策では、以前から整体や整骨院でのもみほぐしは全く効果がない事を私のブログでもお話ししていますが、効果的なのは腰椎骨格や骨盤骨格の安全で的確な矯正です。これはアメリカで本物のカイロプラクッティックを勉強してきた先生以外に的確に判断できる先生はいません。

そもそもなぜ整形外科の先生が『安静に』と言うかということですが、これは純粋に腰痛に対する治療法を知らないからです。

薬剤を使う事での痛みのコントロールはできても、次回に説明するストレッチや骨格の矯正にて改善させる方法を勉強をしていないからです。勉強をしていないのに治せ!!というのは非常に酷な話なのです。

これは日本とアメリカの医療現場での患者に対する認識そのものが違うのが原因でもありますし、保険システムも違います。それゆえに両者の国民は種類の違う不利益に直面しているのも事実です。

 

日米の腰痛や肩こりの考え方の違い


americaアメリカでの腰痛の理論において、短期での安静が長期での安静より治癒効果が高いとご紹介しましたが、背景には、アメリカと日本の医療保険の問題と痛みに対する考え方があります。

アメリカでは保険が民間保険で当然、本音では保険会社はお金を払いたくありません。そうなると、より短期間で、効率的に治すように医者に催促してきます。故に、短期間でどれだけ治すかが全てになります。出産の入院もせいぜい2日です。日本であれば一週間位です。

日本の保険は皆保険で国が管理。医療全体に甘さがあり医者の免許の更新がなく、古い技術を使っている場合もあります。このように、お金に厳しく無く、医療を厳しく無い保険システムが破綻しているのはみなさんご存知かと思います。

一つの医療技術や薬の開発にどれだけのお金が使われているのか知らなさすぎです。そこを国民のためといいお金をじゃぶじゃぶ使う状態です。本当に国民が求めているのは、効果のある治療であり、医者のメンツの為の医療では無いと思います。そして、医療に対して堕落した国民を作る事でもありません。

私的に考えれば日本の医療は患者に甘すぎ、患者も医療に甘えています。まるでコンビニ感覚で病院に行く方々もいます。救急車をタクシー代わり等は良い例です。

このような根本的な医療、患者、お金の考え方が、医療の質、方向性を変えているのです。決してアメリカのシステムが良いと思いませんが、日本+アメリカ÷2ぐらいが丁度良いのではないかと思います。

 

日本の腰痛治療事情に関して


japan日本では基本的に、腰痛で病院に行く場合、ヘルニア等の重大な疾患でない限り、そして画像診断で見える物でない限り、湿布、注射、痛み止めの範囲をこえて治療がされる事はありません。

整骨院でも、電気治療、マッサージ、整体でもマッサージ(ここでのマッサージはもみほぐしの類い)でもです。

ここに面白い記事があります。

日本整形外科学会・日本腰痛学会が発表した最新の『腰痛診療ガイドライン』(2012年11月)では、「腰痛の85%は病理解剖学的な診断を正確に行なうことが困難」とされている。同ガイドラインの策定委員会委員長を務めた白土修・福島県立医科大学会津医療センター教授が解説する。

「背骨は一本の骨ではなく、椎骨という小さな骨が約30個重なって形成されています。お腹側の骨の間には椎間板(軟骨)があり、背中側には太い神経が通っている。病原が胸の辺りの椎骨にあるのに、腰が痛くなることもあります。複雑な構造であるため、腰痛を訴える患者のレントゲンを医師が見ても、直接の原因を特定することが非常に難しいのです」

原因が特定できないケースは「非特異的腰痛」と分類され、全体の約85%を占める。椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄(せきちゅうかんきょうさく)症など原因が特定できる「特異的腰痛」は約15%しかない。「原因がわからない」という診断に対して不満を抱く患者も少なくないというが、白土教授はこう続ける。

「レントゲンで撮影した場合に、通常は白く写る椎間板が真っ黒になっている人が2人いたとして、一人には腰痛があってもう一人にはない、といったことがざらにあります。初診の時に撮ったレントゲンとある程度症状が回復した後で撮ったものを見比べて変化がないこともある。

『とりあえずレントゲンくらい撮ってくれ』という気持ちはわからなくありませんが、海外の研究では『レントゲン撮影は患者の満足度を高めること以外に有効性はない』とする論文もあるくらいで、特に3か月以上痛みが続く慢性腰痛の場合は画像診断では原因が特定できないことがほとんどです」

※SAPIO2014年6月号

という記事もあります。

 

まとめ


いわゆる、現場の先生がさじを投げている状況がほとんどですし。わたしの所に来るお客様も同様の事を言われます。

アメリカで教育を受けた人間としては上記の記事が正論過ぎて何も言えないですね。

ドクターカイロながさわでは、米国で業界最高峰の資格を持つドクター・長澤監修の医学療法に基づいた本格的な診断・治療が受けられます。

お客様の「どこに行けばいいのか?どの施術が適切なのか?」などの不安を解消するため、お客様の悩みを全てお聞かせいただき、一人ひとりの症状に合わせた適切な施術を行いますのでお気軽にお問合せください。

 
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